読書

"学問のすゝめ"を読んで気づいたこと

みなさんこんにちは!日本で生活する日台夫婦の夫です。今日は私(夫)が『学問のすすめ』(著者:福沢諭吉)を読んで感じたことについてシェアしたいと思います。

最近、福沢諭吉の『学問のすゝめ』の現代語訳を読んで、改めて自分に足りない部分を実感しました。この本は、単なる古典の知識や歴史に偏った学問の価値を問い直し、現実に即した学びの重要性を強調していると思います。

次に、諭吉は精神の独立の大切さを強く訴えています。これは、他人に支配されず、自分の判断力を信じて行動することです。他人に合わせて生きるのではなく、自分の考えを持ち行動することの重要性に改めて気づかされました。

まず、諭吉が指摘するのは、学問は生きるための力であるということ。いくら古典を知っていても、それを実行できなければ意味がない。私自身も、知識を得ることが目的になってしまっていたかもしれません。ただの「知識」ではなく、それをどう実生活に活かすかが重要だと気づかされました。

また、現実的な学問の重要性についても諭吉は強調しています。経済力をつけるための勉強、例えば簿記や経済学の必要性を説いており、和歌や歴史にばかり力を入れても、生きていくには不十分だと語っています。これは、私の学びのスタイルを見直す良いきっかけとなりました。ただの知識や見聞だけでは、メシを食っていくことはできないというメッセージが特に響きます。

さらに、人望を持つための心得についても諭吉は説いています。人望を得るためには、次のようなことが大切だと述べています。

①言葉を磨くこと。適切で強い言葉を持つことが、人とのコミュニケーションを深める。

②常に笑顔で、愛想良すること。特に、人を招き入れる際には、玄関でしっかりと迎える姿勢が大事です。

③新しい出会いを求め続けること。常に学び、他者と関わることで成長の機会が広がるからです。

こうした心得は、現代の人間関係においても重要な教訓として受け取ることができ、日々の生活に取り入れたいと感じました。

諭吉の批判は、孔子や孟子などの古代の思想にも及びますが、彼の意図は「時代に合わせた学問」の重要性を説くことです。古典を学ぶことも価値がありますが、現代社会に通じる知識を養うことの方がより重要であると気づかされました。

そして、諭吉が語るように、世の中のために仕事をするという志を持ち続けることが大切だとも学びました。自己満足で終わるのではなく、社会や他者に貢献する姿勢が不可欠です。

最後に心に残ったのは、「疑念が真理を生む」という言葉です。日本は昔、中国を、そして明治時代は西洋を無批判に受け入れていましたが、福沢は真理を追求するためには疑問を持つことが必要だと説いています。私も、もっと疑問を持ち、物事に取り組む姿勢を持つべきだと感じました。

購入はコチラ⇨https://amzn.to/3MGVxzW

この本を読んで、私の学び方や生き方について多くの示唆を得ることができたと思います。特に「経済力をつけるための勉強、例えば簿記や経済学の必要性を説いており、和歌や歴史にばかり力を入れても、生きていくには不十分」という言葉にはハッとさせられました。今後も読書をして気づいたことをシェアしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

-読書
-

error: Content is protected !!

© 2024 日台夫婦の日本生活 Powered by AFFINGER5